どうも!元バイク屋(10年)のノブです。バイク乗りのみなさん、出先でとバイクが動かなくなったことはありませんか?故障の原因はいろいろとあるとは思いますが今回はそんなときの対処法について説明していきます。今回は故障編とうっかり編にわけて説明していきます、うっかり編の場合はすぐ動く可能性もありますので最後まで目をとおしてください。
【バイクが動かない時】の対処法は3つ(故障編)
ロードサービスを呼ぶ
こちらが一般的にもっともすぐ解決する方法です。ロードサービスと聞いて一番最初に浮かぶのはJAFですが、ちょっとまってください。
みなさん任意保険にはいってますよね?私は任意保険に付帯してるロードサービスをおすすめします。
理由としましてはJAFの会員だとしても15キロまでしか無料ではなくそれ以降は1キロごとに730円かかるからです。
基本的に任意保険のロードサービスがついてますので実際どのくらいの距離が運べるかというのは契約した保険会社に電話して確認しておきましょう。また任意保険のロードサービスの電話番号も必ず入れておきましょう。ロードサービスは24時間対応していただけます。
私は三井住友の任意保険ですがロードサービスは30万分ついており、おおよそ200キロ圏内は無料です。
これってかなり心強いですよね?とくにツーリングをよくする方や古いオートバイ(旧車)に乗ってる方は必ずつけていたほうが安心感があり遠出が躊躇せずにできます。
また帰りの交通費や宿泊費なども補償されているものもありますので内容を再確認してみてください。
ちなみに任意保険のロードサービスは何回使っても保険料はあがりません。それにマシントラブルが起きても全くあたふたすることはありません。
行きつけのバイク屋さんにレッカーをお願いする

バイク屋さんにレッカーをお願いするは営業時間内であれば可能ですが、レッカー代が実費となります。
しかしながら実はそのレッカー代を無料にすることもできます。それは先に説明した任意保険のロードサービスを使ってレッカーの業者を行きつけのバイク屋さんに指定するという方法です。
そうすることによりバイク屋さんは保険会社にレッカー代を請求する形となりますので実質無料となります。
自分で修理する、応急処置をする
これはある程度メカの知識がないとできませんが、もしその時一人ではなく仲間と走っていて詳しい方がいたら頼りましょう!
一番大事なことは自分でさわれなくても車載工具を積んでおくことです。
【バイクが動かない時】の確認すべきこと(うっかり編)
キルスイッチをOFFにしている、、、
すごくかんたんなところですが意外とあるのがこのパターンでキルスイッチを全然使ったことがない方はOFFになってるのを気づかずにいきなりエンジンがかからなくなったとパニックになる方もいます。
こうなる原因としてはキルスイッチのほとんどがセルボタンの周辺についており、何かの拍子で接触してボタンを押してOFFになったりすることがあるからです。自分ではボタンを押してないつもりですので気づかないことが多いのでまずキルスイッチがOFFになってないかを確かめて、もしOFFになっていましたらONにしてください。あっさりとエンジンかかって解決します^ ^
ガス欠している、、、
まさか〜?とか思う方もいらっしゃると思いますが、私がバイク屋を営んでいる時もやはりこんな方おられました。。。
そしてみなさんがガス欠ではないと言われるのが「ガソリンタンクにはガソリン入ってます」といってきます。
ここでガソリンコックの話をします。基本的にガソリンコック(キャブ車)にはON-OFF-RES-PRIとコックに表記があり、通常はONの状態になっています。
そしてこのONの状態でガス欠になったとします、この時はまだガソリンは数リッタータンク内に残っています、なのでガス欠ではないと言うのですね。
この数リッターがRES(予備燃料)になります。つまりRESにすればあっさり復活しますので最寄りのガソリンスタンドに直行してください。
燃料をなるべく早めに補給する方はRES(予備燃料)を使うことがないのでガス欠ではないのに動かなくなったと勘違いされる方が多いです。
ちなみにですが正確にいいますとONでガス欠になった場合、一度PRIにして5〜10秒ほど待ちそれからRESにしてエンジンをかけた方がよいでしょう。
PRIとは強制的にガソリンを流す役割をしてますので、ガス欠の時はキャブ内に十分なガソリンが入ってないのでONでガス欠した時はPRIにしてから(5〜10秒待つ)RESにしたほうがスムーズにエンジンがかかるということになります。
まとめますとガソリンタンクに少量のガソリンしか入っていない状態でガス欠した時ははコックをRESに切り替えるということです。
サイドスタンドスイッチの接触不良、、、
古いバイクにはついていませんが、いまではほとんどのバイクのサイドスタンドについているサイドスタンドスイッチ、この役割はサイドスタンドをだしたままの発進を防ぐための安全装置ですがこれが意外とトラブルの原因となります。
サイドスタンドスイッチはサイドスタンドを外す際にスイッチノブを押し2本の配線が通電するとエンジンがかかる仕組みになってます。
かんたんにいいますとキルスイッチみたいな作りです。
これが悪さをしてスイッチノブの戻りが悪くなりキルスイッチのOFF状態と同じになってるケースが多いです。
対処法としましてはサイドスタンドスイッチにきてる2つの配線を直結すると解決します。カプラーでつながれている時ははずして2本の線をつないでみましょう。
バイクにまたがったらまずサイドスタンドを跳ね上げるクセをつけていたらこの機能は必要ないかと思います。
まとめ
故障編とうっかり編にわけて説明しましたがいかがでしたでしょうか?
故障編では今回3つの対処法を説明しましたがオーソドックスな対処法はロードサービスを呼ぶですね。
これを機に自分の任意保険に付帯してるロードサービスの内容を確認してみてください。ロードサービスの電話番号の登録もお忘れなく。
またガス欠、バッテリーあがりなどにもロードサービスで対応していただけます。ガス欠やバッテリーあがりは保険会社にもよると思いますが年に1回だけ無料というところが多いです。
うっかり編も意外とおちいりやすいとこですので慌てずに確認してみてください。これで解決できれば一安心です。
突然バイクが動かなくなった時はぜひ今回の記事を参考にされてください。
今回書いた内容は意外と知らない方も結構多いと思いますのできっと役に立つと思います。他にもキャブのオーバーフロー、長期放置などの原因で動かないなどの関連記事も役立ちますのでもよかったら目を通してください。
ではでは楽しいバイクライフを~
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